Pickathon Roots Music FestivalにVolunteerとして参加してきました。
すごーく楽しかったです。月並みな表現だけれども。
1日目。
金曜日の昼にPortlandに着き、Shuttle Busの出るGateway Transit Centerまで路面電車。
着いてみたら30人待ちで、やってきたバスはたった11人乗りのヴァンでした。
次のシャトルは1時間後と告げられどうしたものかと思っていたら、
列のすぐ前に並んでいた壮年のご夫婦に声をかけられ、車に相乗りさせていただきました。
会場のPendarvis Farmまでの車内ではいろんな話に話が咲き、お菓子まで貰い、
会場に着いて駐車代を折半しようとしたら、
楽しい話のお礼だからと笑って受け取ることはありませんでした。

入り口でVolunteerのcheck-inをし、早速テントを張りに森の中へ。
主要な道にはFern Trailなどの名前が付いていて、クリスマスライトがそれに沿って設置してありました。
ステージに近いところを歩き回りながらそこそこ平たい地面を探し、テントを設置。
Family Friendlyを謳うフェスティバルだけあり。いろんなところから子供の嬌声が聞こえました。

金曜日は初日ということもあり、音楽のスタートは夕方から。
ボランティアの始まる夜8時まで、会場をウロウロしながら何組か鑑賞。
上の写真は小さなWood Stage。演奏しているのはPancake Breakfastというバンドで、
この人たちは絶対どこかで観たことがあると思ったものの、いつどこなのかは思い出せず。
この日のボランティアは駐車場の車整理。
キャンプサイトには2種類あり、自分のように森の中にテントを張る人たちと、
自分の車のすぐそばにテントを張るカーキャンプの2種類があり、駐車場も当然別。
その誘導をする係でした。ヒッピー柄の旗を持って。4時間立ちっぱなし。
幸いメインステージの裏が仕事場だったので、音楽を聞きつつ。
仕事が終わって12時。もうずいぶん疲れていたものの、
Late-nightのショウを観て、1時半過ぎに就寝。
2日目。
快晴。9時過ぎに起きて、コーヒーとスコーンで朝食を済ませ、朝から晩まで音楽づくし。
食べ物も値段が高すぎるということはないし、バンドメンバーも客に混ざってそこら中にいるので、
結構いろんな人に声をかけ、お喋りを楽しんだりしました。
なにせ30℃を超える暑さなので、Galaxy barnという室内ステージにほぼ一日ずっといました。

Daisy May and Seth Bernard。この日1番の収穫はこのグループ。
アコギのみの演奏で、歌詞までしっかり聞き取れたのが良かったです。
超絶に上手いのにIndieだし、でも気にせず飄々としているあたり、すごく好感が持てました。

お昼は初日から気になっていた、地元の農家さんが出している屋台へ。
使われている食材はすべてオーガニックだそうで、コンビネーションサラダを貰いました。
その足でBeer Gardenへ行き、Dechutes BreweryのこれまたOrganic Aleを注文。
すぐそばのMain Stageの音楽を聞きながら、優雅なお昼ご飯。
その日のメインは午前1時からのBlitzen Trapper。
眠い目を擦り擦りして待っている観客が多く、しかし演奏は一向に始まらず、ブーイングの嵐。
その場に居合わせた他のバンドメンバーが弾き語りをしたりして場を繋いだものの、
観客の1/3くらいが去ってしまった後、予定より1時間遅れで特に説明もなく演奏がスタート。
45分ほどのセットは最近のライブではやっていなかった昔の曲を中心にした選曲で、
特に前作『Wild Mountain Nation』からの曲が多かったのは嬉しかったです。
3日目。最終日。
12時から4時までが駐車場でのVolunteer業務。
この日はほとんどが会場を去っていく人たちで、
一台一台、他のVolunteerと一緒に手を振り、また来年、と声をかけるのでした。
真夏日の日差しの中、通る人にはいっぱい声をかけられ、霧吹きで水をかけられ、
たくさんの笑いと、たくさんのお喋りがありました。
体中にタトゥーの入ったお姉さんがふらりとぼくの横に立ち、
「アメリカってほんとうはこうあるべきなのよね。みんなハッピーでさ。一緒に楽しく過ごて。」
と言ったりもし、そうですね、と返したぼくと二人で笑顔。
「きみたちのおかげでこのフェスティバルを楽しめたよ。ありがとう」
なんて、日本人なら口が裂けても言えないようなことも、すんなり言えるアメリカ人。
いいなあ、と思いました。

最終日のMain Stage、最後を飾ったのはBlitzen Trapper。
朝にバンドメンバーの人を会場で見つけたので立ち話をしたところ、
どうもその彼が自分のテントで見事に寝こけてしまったのが、ショウが遅れた原因とのこと。
今日は寝過ごさないでくださいね、と言い、頑張るよ、というやりとりがあり、
10月にまたEugeneに来るのを楽しみにしてます、と言って、お別れ。
こういうコミュニケーションがすごく多い3日間でした。

メインステージは終わったとはいえ、ほかのステージは夜中までスケジュールがぎっちり。
写真はSam Quinn + Japan Ten。どのへんがJapanなのかは皆目検討つかず。
それにしても、まったく音楽づくしとしか言いようのない3日間でした。
月曜日、早朝にテントを畳み、Shuttle Busに乗ってPortlandに戻り、AmtrakでEugeneへ。